メダカの餌用 ゾウリムシの増殖方法をまとめておきます。
メダガの餌にゾウリムシを与えてる方も多いと思います。
特に小さな針子に与えると初心者の方でもその生存率を各段にupさせることができます。
ゾウリムシですが、昨今ではヤフオクやアマゾンで簡単に入手することができます。
毎回買うのもお金がかかるのでゾウリムシを育ててみようと思われる方も多いでしょう。
今回は私が調べる限り最も効率的で簡単な方法をまとめておきます。
ゾウリムシ増殖で用意するもの
- ゾウリムシ最低20匹程度
- エピオス錠
- 500mlペットボトル6本(炭酸飲料のペットボトルの方が中が確認しやすいです。)
- 発泡スチロール(ダイソー500mlが6本入るものが優秀です)
- 水道水を煮沸滅菌した水(最低カルキ抜きした水)
これだけあれば簡単にゾウリムシを増やすことができます。
ゾウリムシを増やす前に知っておきたいポイント
ゾウリムシは生物ですので増やす場合餌が必要になります。
また酸素も必要です。ペットボトルの蓋を完全に閉め密閉すると酸欠で全滅します。
また増殖させる時のポイントは温度26度が最適です。
15℃~増えますが、26度付近が最も増えやすいです。
またメダカを飼育する時は光(日光)もポイントの一つになりますが、ゾウリムシの場合は光は関係ありません。温度もあまり高いのは好みませんので、基本的に室内に置いておくのが無難でしょう。
実際のゾウリムシの増やし方
- まずはペットボトルに用意した水を5割~7割程度注ぎます。
- 次にエピオス錠(ドラッグストア等で売ってます)を一粒入れます。
- ペットボトル8割程度までゾウリムシの種水を注ぎます。
- 蓋をしたら軽く振ります。
- 蓋を開けてペットボトルの上に置きます
- 用意した発泡スチロールに入れて発砲スチロールの蓋をします。
- 発泡スチロールの蓋はたまに開け閉めしてください。気が向いたら一日数回ペットボトルを振ってください。(振らなくてもよいですが、ゾウリムシの増殖具合の確認や酸素を補給することで増殖を早める効果があります)
※最適温度は26度ですが、さすがにメダカの餌用ゾウリムシをご自宅で増殖するだけなので基本室温任せでよいと思います。
※餌はエピオス錠以外にも強力わかもと等ビール酵母が便利です。生茶や米のとぎ汁も餌として使用できます。
※雑菌の侵入は出来るだけ避けてください。しかし研究室ではないので、出来る限り心がけましょう。
※季節や種水の量によって変わりますが3~10日でピークを迎えその後減少してしまいます。現象後またエピオス錠を入れることでまた増殖させることも可能ですが、ピークになったら継代培養するなりメダカにあげてください。